
プロフェンダー®スポット
猫用滴下式消化管内寄生虫駆除薬
動物用医薬品
有効成分エモデプシドとプラジクアンテルの配合により、猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫などに対し、単回投与で高い駆除効果が得られるスポットタイプの寄生虫駆除薬です。
効果・効能
猫:猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫及び多包条虫の駆除
プロフェンダー®スポットの特長
猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫、多包条虫などをまとめて駆除できる、幅広い効能を有した製品です。
扱いが簡単で便利、確実なスポットタイプの液剤なので、愛猫およびペットオーナーの投薬ストレスを軽減します。
7週齢、500g以上の子猫から投与できます。
作用機序
エモデプシドの作用機序
エモデプシドは、ラトロフィリン様受容体を含む神経筋接合部のシナプス前部に作用し、線虫の咽頭ポンプ機能および運動を抑制すると考えられています。

- シナプス前部
- エモデプシド
- ラトロフィリン様受容体
- Gqα蛋白
- フォスフォリパーゼCβ
- ジアシルグリセロール
- 抑制性神経ペプチド
- イオンチャネル
- 線虫の体性筋
- 弛緩および弛緩性麻痺
プラジクアンテルの作用機序
プラジクアンテルは、寄生虫に接触後、外皮に空胞化を起こして外皮を破壊することによって内容物を体外へ放出します。無機イオンの能動的な移動を阻害して、Ca2+やNa+の過度の蓄積による痙攣や収縮の発生、さらに寄生虫のグルコース吸収を抑制したり、乳酸塩の排泄量を増加させるなど、栄養素の代謝阻害が認められています。

- 条虫の外皮
- プラジクアンテル
- プラジクアンテル受容体
- イオンチャネル
- カルシウムイオン
- 筋肉の収縮・空胞化
- 死滅

猫条虫

プラジクアンテルに接触した猫条虫
臨床試験

【供与動物】
猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫または猫条虫に自然感染した猫171例(純血種及び雑種、雌雄、年齢1ヶ月~19歳、体重0.4~8.2㎏)
【試験方法】
プロフェンダー®スポットを投与し、単独感染及び混合感染における有効性を調べた。
【結果】
単独感染及び混合感染症例においてプロフェンダー®スポットの有効性が認められた。
製品詳細
項目 - 製品名 |
詳細 - プロフェンダー®スポット |
項目 - 用途 |
詳細 - 内部寄生虫の駆除 |
項目 - 対象 |
詳細 - 猫 |
項目 - 効果・効能 |
詳細 - 猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫及び多包条虫の駆除 |
項目 - 成分・分量 |
詳細 - 本品1mL中にエモデプシド21.43mgおよびプラジクアンテル85.75mgを含有 |
項目 - 用法・用量 |
詳細 - 体重1kg当たりエモデプシド3mg、プラジクアンテル12mgを基準量とした以下の投与量を、猫の頚背部の被毛を分け、容器の先端を皮膚に付けて滴下する。 体重/用量 ◆0.5kg以上 2.5kg未満/0.35mL ピペット1個全量 ◆2.5kg以上 5kg未満/0.7mL ピペット1個全量 ◆5kg以上 8kg未満/1.12mL ピペット1個全量 ◆8kg以上/適切なピペットの組み合わせ |
項目 - 形状 |
詳細 - ピペット(スポットタイプ) |
項目 - 使用年齢 |
詳細 - 7週齢以上の子猫 |
項目 - 体重制限 |
詳細 - 体重500g以上の子猫 |
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | プロフェンダー®スポット |
用途 | 内部寄生虫の駆除 |
対象 | 猫 |
効果・効能 | 猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫及び多包条虫の駆除 |
成分・分量 | 本品1mL中にエモデプシド21.43mgおよびプラジクアンテル85.75mgを含有 |
用法・用量 | 体重1kg当たりエモデプシド3mg、プラジクアンテル12mgを基準量とした以下の投与量を、猫の頚背部の被毛を分け、容器の先端を皮膚に付けて滴下する。 体重/用量 ◆0.5kg以上 2.5kg未満/0.35mL ピペット1個全量 ◆2.5kg以上 5kg未満/0.7mL ピペット1個全量 ◆5kg以上 8kg未満/1.12mL ピペット1個全量 ◆8kg以上/適切なピペットの組み合わせ |
形状 | ピペット(スポットタイプ) |
使用年齢 | 7週齢以上の子猫 |
体重制限 | 体重500g以上の子猫 |