バレンジン®
モリデュスタットナトリウム
猫用腎性貧血治療薬
バレンジン®は、慢性腎臓病(CKD)の猫の腎性貧血治療薬として承認された、世界初のHIF-PH阻害薬です。猫にさまざまな悪影響を及ぼす腎性貧血を改善するための、新たな治療選択肢を提供します。
バレンジン®が選ばれる理由
バレンジン®は、革新的な作用機序により猫の腎性貧血を治療する、投与が容易な経口懸濁液です。

猫自身の内因性EPO産生を促進
嗜好性良好1なフィッシュオイルフレーバー付き経口懸濁液
ご家族が自宅で投与しやすい簡便な治療薬
バレンジン®の基本情報
有効成分:モリデュスタットナトリウム
対象動物:猫
効能または効果:猫:腎性貧血の治療
剤型:フィッシュオイルフレーバー付き経口懸濁液
嗜好性:88%の猫が自発的にバレンジン®を摂取したことから、良好な嗜好性が示されています1。
バレンジン®の作用機序
バレンジン®は、モリデュスタットナトリウムを有効成分とする革新的な作用機序の治療薬です。HIF-PH(低酸素誘導因子-プロリン水酸化酵素)を阻害することにより、内因性エリスロポエチン(EPO)遺伝子発現が誘導され、赤血球産生が促進されます2。

HIF-PHを阻害することで、猫自身の内因性EPO産生を促進します。
EPO増加により赤血球の産生が促進され、全身への酸素供給の改善が期待できます。
用法・用量
バレンジン®は、1日1回、0.2mL/kg(5mg/kg)の用量で経口投与します。
(包装:27mL×1ボトル、2mL投与シリンジ入り)
体重範囲 | 投与量(mL) |
2.0kg | 0.4 |
2.0kgを超え~2.5kg以下 | 0.5 |
2.5kgを超え~3.0kg以下 | 0.6 |
3.0kgを超え~3.5kg以下 | 0.7 |
3.5kgを超え~4.0kg以下 | 0.8 |
4.0kgを超え~4.5kg以下 | 0.9 |
4.5kgを超え~5.0kg以下 | 1.0 |
5.0kgを超え~5.5kg以下 | 1.1 |
5.5kgを超え~6.0kg以下 | 1.2 |
6.0kgを超える猫に投与する場合は、0.2mL/kgで投与量を計算し、0.1mL単位で端数を切り上げること。
投与方法
バレンジン®は、ご自宅で投与しやすい薬剤です。猫の嗜好性に配慮したフィッシュオイルフレーバー付きの経口懸濁液で、ご家族が簡単に毎日投薬を継続できるよう、デザインされています。
- Step 1
ご使用前にボトルをよく振ってください。
スクリューキャップを押し回し、外します。 - Step 2
付属のシリンジの先端を、ボトルの開口部にしっかりと差し込みます。ボトルを逆さまにして、投与する量の薬剤を吸い取ります。
- Step 3
シリンジを猫の口の中に入れ、薬剤を投与します。
- Step 4
投与後は、ボトルのキャップをしっかりと閉め、シリンジとともに箱に入れて保管してください。シリンジは分解したり、洗浄したりしないでください。
投与サイクルとモニタリング
投与中のモニタリング | ・28日の投与サイクル中、投与約14日目から毎週のモニタリングを行い、Ht値またはPCV値が基準範囲の上限を超えないようにする。 ・Ht値またはPCV値が基準範囲の上限を超えた場合、投与を必ず休止すること。(判断の目安45%) |
投与サイクル終了後 | ・Ht値またはPCV値を確認し、貧血状態の十分な改善がない場合には、次の投与サイクル開始を考慮する。その場合、定期的なモニタリングを行うこと。 ・治療休止後はHt値またはPCV値を定期的に確認し、基準範囲を下回った場合、28日の投与サイクルの再開を検討すること。(判断の目安28%) |
IRISの推奨に基づき、PCVを30~40%に維持することを目指します3。

- 社内資料: Data on file 204976.
- バレンジン国内申請資料
- IRIS Educational Topics: New therapeutic approaches to management of anemia and iron metabolism in chronic kidney disease. https://www.iris-kidney.com/treatment-of-anemia-in-cats-with-ckd
